夢のマイホームを叶えたい!家を建てるときに必要な金額とは?
家を建てる・土地を買うにはいくらぐらい必要になる?
マイホームを建てる際、土地の購入から必要になる場合は、土地と建物がセットで売られている戸建てに比べ、お金の支払いや手続きがかかります。
土地を持っていない人はまず土地を購入しなければなりません。土地購入後は家の建築にかける期間とお金が必要です。
そのため、家を建てる計画を練る前に、土地購入資金と建築にかかる資金を事前に決めなければなりません。
購入諸費用の具体的な目安は、土地代金+家の工事費用の6%~10%ですが、選択した土地の条件や建築工事のスケジュールによって費用は変動します。
住宅ローンの借り方によっても費用がかかる場合があるので注意しましょう。
工務店やハウスメーカーによっては、建築工事のスケジュールをはじめ資金計画相談ができるため、専門会社に相談をしながら土地を選ぶのがベストです。
予算を切り詰めたい人は、土地から購入するのではなく、借地権付き建物を選択する手もあります。
借地権付き建物は、土地を購入する場合に比べて価格が安く、税金もかからないメリットがあります。また、将来その家を売る際には地主に売却することもできます。
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費用の目安
土地の売買契約が締結した後、手付け金を支払います。
相場は代金の5~10%程度といわれていますが、手付け金の金額は明確に決まっておらず、売主と買主の合意によって決まるため、必ずしも目安の金額とは限りません。
中には売買金額の20%を提示される場合があるため、支払える金額を早めに不動産会社へ伝えておくのが得策です。
もし、契約から引き渡しの間に何かしらの都合でキャンセルをしても、その手付け金は戻ってきません。
反対に、売主の都合でキャンセルが決まった際は、売主から買主に対し、手付金の2倍の金額が支払われるので、その点も把握しておきましょう。
土地の売買代金から手付金を差し引いた残りのお金は、引き渡し直前に支払います。
住宅ローン借入費用や登記費用、仲介手数料の半金や税金なども、この時一緒に支払わなければなりません。
土地購入後、家を建築するには、家のプランや見積もりを作成するために施工業者へ土地調査を依頼します。
調査内容の一つに含まれる地盤調査費用の目安は約5~10万円です。
依頼先の施工会社が決まれば本見積もりを作成してもらいます。施工会社によっては契約前にプラン作成の費用がかかるため、その費用も事前に確認しましょう。
支払うタイミング
工事費用は、請負契約時・着工時・上棟時・引き渡し前の4回程度に分けて支払います。
家が引き渡された後も、引越し費用や不動産所得税が発生するので、それも見込んだうえで必要なお金を把握しておくと安心です。